こんにちは、ぺこです。
この記事では台湾東部の羅東へのバスの乗り方や、台湾東部の旅事情についてお伝えします。
少しでも参考になれば幸いです。
台湾東部の旅事情
台湾東部への足は、西部と比べて限られています。
私調べで、バスで台北から行ける最も東の都市は羅東でした。
(コロナ前にあった花蓮行きのバスは廃止。最近別の会社によって復活したらしいのですが、便数が少なく情報がやや不足していたため利用しませんでした)
羅東まで行くのは簡単で、台北バスターミナル(台北轉運站)から即日バスに乗れます。
私が行ったのは金曜日の午後でしたが、予約不要でした。
羅東からは徐々にバスで南下していくこともできると思うのですが、
今回は時間が限られていたので、一気に鉄道で台東へ。
ただその前にちょっと寄り道して池上でお弁当を食べました。
それでは、詳しくお伝えしていきます。
台北から羅東への行き方
まずは台北から羅東にバスで行く方法をご紹介します。
羅東へは台湾鉄道で行くこともできるのですが、昨今の値上げでバスの方が断然安くなっています。
台北から羅東に鉄道で行く場合、区間(各駅停車)で片道214元、自強や普悠瑪などの特急列車で片道332元です。

これに対しバスなら片道150元とお得です!
移動にかかる時間も特急列車とほぼ変わらず、区間よりは早いです。
羅東へのバスチケットの買い方
チケットは事前予約不要で、購入してすぐ乗れます。
時刻表をみると15分おきぐらいに1本あるので、連休時を除けば事前予約しなくても大丈夫なのではないでしょうか。
私は乗る日が平日とはいえ金曜日だったので少し心配してたのですが、いらない心配でした。
私は台北鉄道駅と直結している台北バスターミナル(台北轉運站)から乗りました。
私は台北駅から地下を通って行きました。
地下街はかなり複雑なのですが、台北駅地下から中山地下街に向かって歩くと轉運站につながる出口が向かって左側(西側)にありますよ。
羅東までのバスの運行会社は葛瑪蘭客運です。
バスターミナルの1階にずらっとあるチケット売り場にブースがあります。

私は中国語ができないのですが、英語と地図の羅東の文字を見せるという方法で無事チケットが買えました。
片道か往復か聞かれたので、片道(One way)と答えました。
台北に戻ってくる場合は、往復で買うと割引になるみたいです。
チケットブースのスタッフはやさしいので安心してください。
私は金曜日の午前11時40頃にチケットブースに着いたのですが、
5分後の午前11時45分と、正午(12時ちょうど)のどっちがいいか聞かれました。
11時45分でも間に合いそうですが、ばたばたしたら嫌だったので、12時の便にしました。
チケットブースの支払いでは悠々カード(Easy Card)が使えます。
私は悠々カードでお支払いしました。
スタッフの方が気を使ってチケットにバス乗り場が4階の413番だと書いてくれました。

なお、葛瑪蘭客のホームページで時刻表を確認できます。
羅東へのバスの乗り方
スタッフの方が教えてくれた4階に向かいます。
バスに乗る前に余裕があったので、トイレにもいけました。
公共の場所にあるトイレとしては比較的きれいなトイレです。
413乗り場はこちら。
だいたい5分前くらいに、12:00などと書かれたプラカードを持ってきて乗り場のスタッフが乗車を呼びかけるで並びます。
チケットについてるQRコードをスタッフの人にピっとしてもらい、そのままドアを出て乗車。
大きい荷物はバスの下部の荷物置き場に入れます。
車内はリクライニングや充電もできて快適でした。

約1時間40分くらいで羅東のバスターミナルに到着しました。

羅東のバスターミナルから鉄道駅へ
羅東の轉運站から火車站(鉄道駅)へは歩いていける距離ですが、無料の巡回ミニバスも出ています。
おそらくバスが来るタイミングで運行しているはずなので、時間があえばこれに乗るのが楽!
こんな感じのミニバスが無料で利用できるみたいです。

わたしは知らずに炎天下の中を歩きました!暑かったです。
羅東の魅力
羅東の魅力はなんといっても夜市!
地方の夜市としては大規模で特徴もあるので楽しめます。
羅東自体もグルメな街だと感じました(キラキラ
長くなるので別記事で紹介しようと思います!
羅東駅から池上駅へ
羅東で1泊し、翌日に池上に向かいます。
羅東火車站で鉄道チケットを発券
私は羅東行きのバスに乗れるかどうか一抹の不安があったので、
鉄道のチケットは事前に予約だけしておいて、支払いと発券はしていませんでした。
無事羅東に着いたということで、宿のチェックインまでの時間を利用して
羅東到着後すぐに鉄道駅でチケットを発券しました。
この自動券売機で予約したチケットの支払いと発券が可能です(オンラインでも可能)

日本語を選択できるので、発券方法もかんたん。
まずは日本語を選び、「チケット受け取り」をタップ。
チケット番号の入力が求められるので、予約時にメモしておいた番号を入力します。
私はここで、翌日の自強号のチケット2枚を発券しました。
羅東から池上までが1枚、池上から台東までが1枚です。
チケット代金はアップルペイで支払いました。
アップルペイの利用方法は簡単で、支払い画面で「電子決済」を選び、
自動券売機のタッチ部分にアップルペイに対応したiPhoneをかざすだけ。

電子決済の選択画面にはアップルペイのマークなどがあるので選びやすく、
自動券売機のタッチ部分にはVISAなどのマークがあるので迷わず支払いができます。
自動券売機では、当日のチケットの購入や、今後の日程のチケットの予約購入もできます。
私は台湾鉄道のホームページからチケットの予約をしましたが、とても簡単で便利。
これもまた別記事でご紹介できたらうれしいです。
羅東から池上へは自強号で595元。
私はゆったり朝ごはんを羅東で食べたあとに10時08分発の自強号に乗り込みました。
羅東駅にはモスバーガーがあるので列車の時間まで作業もできますよ。
それから羅東から台東へ向かう路線では切符購入時にお弁当を追加することができました。
池上弁当ともう1つ社内弁当を食べるか迷いましたが、踏みとどまりました。

池上への車窓は気持ちよく、風光明媚な花蓮や途中の山々、田園風景などを楽しめます。
池上駅に到着
池上には12時31分到着。

ちょうどお昼時になるよう、お昼時に到着する列車にしました。
池上はお米の一大生産地で、お弁当が有名なんです!
いろんなガイドブックに紹介されていて、まだ1度も来たことがなかった池上弁当を食べるためにこの駅で降りました。
降りてみると、台湾人にとってもお弁当の街として観光地になっているもようでにぎわっていました。
駅舎もすてきです。
これもまた別記事でご紹介したいです!
池上から台東へ
池上弁当をおいしくいただいた後にまたは自強号に乗ります。
乗ったのは14時30分発の列車です。
お弁当屋さんに並ぶことを考えて池上での滞在時間を2時間にしたのですが、けっこう余裕でした。
1時間とかでも大丈夫そうですが、ドキドキするのが嫌いなので、このくらいのスケジュールにしてよかったです。
ちょうど同じくらいの時間に台湾の観光列車の山嵐という列車が出発するらしく、池上駅は大変混雑して座る場所もない感じ。
駅の外の石の塀?に腰かけて出発時間を待ちました。
台東までは約30分の乗車。
なんせ池上駅が暑かったので、体の熱がおさまって涼しくなってきたくらいに到着しました。
車窓もきれいでした。
台東駅から台東市街地へ
15時05分に台東駅に到着。
台東の市街地は駅からやや離れているため、バスに乗る必要があります。
ちょっとは調べていたものの、あまり良くわからずやってきました。
駅のバス乗り場に向かうも、それらしきバスは見当たらず。
どうしようかと思っていると、ちょうどバスを待っているらしいおじいさんがいたので、
英語で聞いてみました。
すると、なんと英語がわかる優しいおじいさん(ミラクル)でした。
市街地にある台東轉運站(バスターミナル)に向かうバスはいくつもあるみたいなのですが、
おじいさんが待っているバスが10分後くらいに来るということで、一緒に待ちました。
やってきたのは、きれいで日本でもよく街中を路線バスとして走っている感じのバス。

悠々カードで乗車可。タッチは乗車時と降車時の2回ということもおじいさんが教えてくれました。
私が乗車したバスは「陸海空線」の「往台東轉運站(台東バスターミナル行き)」。時刻表も乗せておきますね。
長くなってしまったので、帰りの台東のバスの話はまた別記事にしようかな。
乗ったバスの終点は轉運站だったのですが、その少し前のバス停の方が宿まで近そうだったので途中で降りました。
台東の様子もまた別記事でご紹介できたらうれしいです。
まとめ
長くなりましたが、台北から台湾東部の旅の様子をおとどけしました。
最初に書いたとおり、台北からバスがたくさん出ている台中などの台湾西部比べ、
東部へのアクセスは鉄道が中心。
調べたところ、台北から台東に直接向かうバスはありません。
花蓮に向かうバスはコロナ禍もあって廃止。
最近復活したみたいなのですが、運行は土日や休日に1往復とかなり限られているみたいです。
>フォーカス台湾の記事より
そのため、ぜひ便利な羅東行きのバスを活用してみてください。
また、途中で乗り換えることで、花蓮から台東までの海沿いの道をバスで向かうこともできます。
ただ、バスの便数が限られているほか、料金も鉄道に比べると高いです。
これは地球の歩き方を読むと、参考になりますよ!
私の台湾東部の旅は金土日の2泊3日で時間が限られていたため、花蓮ー台東間はバスではなく鉄道で移動しました。
時間があれば、ゆったりしたバスの旅で海側の景勝地を見にいくのもいいですね。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。